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Re: 40代からの戦場の絆

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戦場の絆ではない話

今回は「戦場の絆」以外の話です。

夏と言えば・・・夏の高校野球ですよね(異論は認めませんw)。7月に入り日本各地で甲子園に向けての県大会が始まろうとしています。私の息子も高校球児なんですが、まだ1年生なので今年はスタンドからの応援となります。

県大会を前に各校とも練習試合を数多く行っていますが、大会直前の練習試合には本番に備えることのほかに、もう一つ重大な意味があります。

それは、ベンチに入れなかった3年生の引退試合でもあるということです。

今日の練習試合にはベンチに入れなかった3年生が先発メンバーに名を連ねていました。

ある3年生の選手がいました。彼は病気のためプレイヤーを諦め、自分のできることとしてコーチ的な役割で後輩を指導していました。私の息子もいろいろとアドヴァイスをもらっていて「頼りになる先輩だ」と言ってました。

練習試合の9回裏2死無走者。監督が代打を告げたのはその3年生の名前でした。

通常の3倍涙腺が弱い自分的にはもうこの場面だけで危険な状態なんですが、大人ですからまずはぐっとこらえました。

でもですね・・・味方チームの声援が半端ないんですよ。チームメイト、そして父母たちも彼のこれまでの苦労とチームへの貢献を知っているから。息子も「絶対打って欲しい」と願ってたそうです。

それでも、大人だからやっぱり涙は我慢です。

カウント1-1からの3球目。彼の打球はサードへの強いゴロ。彼の思いが乗っていたからでしょうか、サードがそのボールをはじいてしまいました。

ファーストへ走る彼。しかし、病気のため全力疾走はできません。

相手サードも冷静にボールを掴みファーストへ送球。ファーストを駆け抜けた彼。そして判定は・・・「セーフ!」。大歓声がわきあがりました。エラーだろうが内野安打だろうがどうでもいい。彼が高校野球として最後であろう打席で、彼は出塁したのですから。

心から、野球っていいなって感動しました。野球の神様って本当にいるんじゃないかと思いました。こういう状況なら泣いてもいいんじゃないかと思うんですが、やっぱり公衆の面前ですから・・・我慢です。

しかし、家に帰ってこの記事を書いていると・・・なぜだろう、今頃になって何かが溢れているような気がするんですがwww

「努力は報われる」 本当に今日はいいもの見せてもらいました。
by nycpb2000 | 2014-07-06 01:42 | ちょっと一息

現行バージョンの「戦場の絆」を最後まで見守るページ。もう50代突入してますが、昔のブログタイトルに戻しました。


by イジー
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